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2017.10.10

はじめてのライブ【続ライブハウス】

今回は前回の続き、

前回はライブをする手段の1つライブハウスに出演するのに必要な条件を書いていきました。

【5人以上はお客さんが呼べる見込みがあること】
ということでライブハウスは集客があっての経営です。お客さんが来ないとライブハウスの経営は成り立ちませんので当然1バンド10~30程度のノルマが課されます。

10~30だとだいぶ開きがあります。また、チケット代も1000円~2500円(+1ドリンク)と差があります。大体はキャパや立地条件が良いほどチケット代が高くなる傾向にあります。
田舎なら安いかというと意外に交通の便の悪い都心部の方が安いことが多いです。1枚2500円だと正直かなり売るのが困難になります。もちろん1人もお客さんを呼べないケースもあるかもしれません。ノルマがこなせないとチケット代を自腹で払うことになります。また他のバンドから白い目で見られること間違いなしです・・・・

中にはノルマがないライブハウスもありますが、イレギュラーなケースですのでライブ初心者は避けたほうが良いと思います。これに関してはまた後日書きたいと思います。

では実際にライブハウスに出演するまでのプロセスを見ていきましょう。

・・・といっても作業的には大したことはありません。

音源を持っていって「ライブさせてください」と言うだけです。
あとは音源が問題なければ先方からブッキングの話がきます。

駄目なら駄目で何か言ってくれるか、連絡がないかどちらかだとは思います。

小さな箱(ライブハウス)であれば下手すればその場で話をもらうこともあります。
「じゃあ◯月◯日とかはどうですか?」という感じです。

最初は断る理由がなければそこで決めるのが良いと思います。

ライブの日程は大抵2ヶ月位までに話をもらうことが多いです。1ヶ月を切った状態で話が来る時は何か事故があったときです。
予定していたバンドが突然来れなくなったり、手違いでもう1バンド必要になったりなどイレギュラーなケースがほとんどです。

そういった場合は逆にノルマは少ないのでチャンスとも言えます。通常の半分くらいのノルマで出れたりします。ただ、当然練習期間や告知期間も少なくなってしまうので注意が必要です。


ライブが決まったら、練習あるのみ・・・・かと言うとそうではありません。どっちかというと練習よりも他の仕事の方が多い時もあります。
※最初は練習の方が当然多いのですが・・

まずは一にも二にも集客です。ただ、今回のような「はじめてのライブ」といった場合だと集客はそれほど困りません。友達や同僚も1回くらいなら物珍しさで見に来てくれます。

最初に頑張って宣伝しすぎると最初たくさん集まったはいいけど、次からライブハウスから同じ人数が来ると思われても損なので今後も定期的にライブをするつもりなのであればノルマよりちょっと多めを目指すと良いと思います。


ライブの宣伝方法ですが、今はSNSも発達していますので様々な告知方法があります。

告知方法としてはフェイスブックやツイッター等のSNS、メール、直接チラシの手渡しとかでしょう。電話は流石に避けたほうが無難ですね。

チラシはパソコンなどで作成するのがベスト、一番はイラストレーターというソフトですが、ワードやエクセルなどでも作成できます。
必ず、日時、場所、対バン相手、連絡先は入れるようにしましょう。

集客の心配がなくなったら練習の日程を組みましょう。すでに曲が揃っているのであれば楽ですが、新たな曲を作るのであればそれも計算に入れてスタジオ日数を決めなければいけません。
一般的なバンドで月に2~4回くらい練習を入れます。時間は毎回2~3時間くらいです。

意外にはじめてライブする方が苦戦するのは「MC」です。
ライブは結構MCで流れが変わることもあります。MCが上手いバンドはお客さんも見ていて飽きません。
ただ、MCは得意不得意や慣れもあるので人によって多少話す内容を考えておいたほうが良いかもしれません。

真面目な事を話してもいいですし、面白い事を言ってもいいと思いますが、MCの真の目的は音楽を聴く態勢を作ることにあります。曲の説明など必要なことはきちんと話せるようにしておきましょう。

次回はライブハウス以外の場所でのライブについて書いていきます。

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